株式会社住建設計

BIMBIM設計

意思疎通への取り組

建築を設計する上で、クライアントの想いとそれに対する設計者の考えを伝わりやすいカタチで共有することが大切だと考えています。

BIM満足度の高い最高品質の設計を実現するための手法

従来のような平面図や立面図などの2次元の図面だけでは、建築のプロではないクライアントが空間を想像することに限界があり、出来上がった建物を見て「思っていたものと違う」となってしまうこともあります。 クライアントに満足して頂ける建物を設計するために、私たちはBIM(Building Information Modeling)を用いた手法で設計を行っています。

BIM 活用事例

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  • 基本計画段階

    コンペ・基本計画時には、概略 ボリュームを作成して、全体の 雰囲気を掴みます。

    間取りや動線計画など重要な部 分を3次元で分かりやすく確認 して進めます。

  • 基本設計段階

    基本設計段階には、建物形状や 配置計画などをより具体的に検 討していきます。

    分棟配置の場合は、建物間の距 離などのイメージ共有も重要な 要素の一つとなります。

  • 実施設計段階

    実施設計段階には、内外装の仕 上げや家具備品配置などをより 詳細に確認して進めます。

    外装などの3次元モデルもより 具体的になり、完成イメージに 近いカタチで確認できます。

  • 工事監理段階

    施工中の工事監理段階には、特 に重要な部分の仕上げや照明な どをきめ細かく確認します。

    内装イメージを複数作成し、比 較検討しながら今回に最適な建 物に仕上げていきます。

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  • 構造検討

    計画の初期段階から、力 の流れを視覚化し意匠と の整合がとれた無駄のな い構造フレームの検討を 行います。

  • 干渉チェック

    随時、意匠、構造、設備 部材の干渉チェックを行 うことで手戻りのない計 画を行います。

  • 地形断面検討

    敷地を正確にモデル化す ることで、建物の最適な 配置を検討します。 造成、地盤改良を最小限 におさえコストを圧縮し ます。

  • 家具検討

    立体で検討することで 実際の使われ方をシ ミュレーションしなが ら利用者の使い勝手を 最大限考慮した検討を 行います。

  • 施工検討

    施工段階においてもBIM モデルで視覚化すること で、問題点を先回りして 検討することが可能にな ります。

BIM

Building Information Modeling

BIM設計が可能なCADソフトであるArchicadを用いて、常に3次元で建物を考えて設計を行っています。 打合せ時には設計意図や空間が伝わりやすいよう、図面と合わせて3次元モデルを用いることで、設計段階から細かな話し合いを重ねることで思い描いた建物をカタチにしていきます。 クライアントの皆様に立体で見て頂く上で大きく4つの方法(CGパース、動画、ウォークスルー、VR)を取っています。

  • CGパース

    設計の各段階で、完成イメージをCGパースによって表現します。

  • 動画

    必要に応じて、静止画よりも動画、より伝わりやすい方法で表現します。

  • ウォークスルー

    BIMxというツールを用いて、実際に建物のまわりや内部を歩き回りながら空間を確認します。

  • VR

    VRゴーグルを用いて、実際の建物内に入ったかのような体験をして頂くこともあります。